姫島村
姫島村は、瀬戸内海の西端、大分県国東半島の北端に浮かぶ、沿岸漁業と車えび養殖が主な産業の大分県唯一の一島一村の離島です。
- 人口
- 1,725人
- 面積
- 6.99平方キロメートル
- 気候
- 年平均気温…17.5℃
年平均降雨量…1,500ミリメートル
- 平均年間積雪日数
- 約0日
- 教育
- 保育所…1所
幼稚園…1園
小学校…1校
中学校…1校
高等学校…なし
- 医療
- 診療所(診療科目 内科、外科、小児科、眼科、歯科、歯科口腔外科、一般病床8床)…1施設
産業
姫島村の産業の中心は漁業です。かつて塩田であった土地を利用しして養殖している「姫島車えび」や、近海で水揚げされる「たこ」や「ひじき」もおすすめです。豊かな自然や歴史、文化遺産を活かした観光業にも取り組んでいます。ITアイランド構想のもとIT企業の誘致や、リモートワークの推進も行っています。
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姫島車えび
塩田跡地を利用して行われている車えび養殖は、村の基幹産業です。その名を全国に知られている「姫島車えび」は、島内のお食事処や旅館で振舞われるほか、活き車えびや凍眠凍結車えびの出荷も行われており、ご家庭でも姫島の味を楽しむことができます。
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姫島の黒曜石
島内随一の景勝地である観音崎では、乳灰色~乳白色が特徴の黒曜石の断崖を見ることができます。地質学的にも考古学的にも大変重要であり、平成19年には「姫島の黒曜石産地」として観音崎一帯が国の天然記念物に指定されています。
暮らし
大分県国東半島の北5㎞の周防灘海域に位置する姫島村は一島一村の離島です。豊かな自然の中でゆったりと過ごしたり、整備された光回線を利用してのテレワークや自宅オフィスも実現可能です。
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姫島の盆踊
平成24年に「国選択無形民俗文化財」に指定された「姫島の盆踊」。鎌倉時代の念仏踊りから派生したものといわれる「姫島の盆踊」には伝統踊りと創作踊りがあり、伝統踊りとして有名なキツネ踊りやアヤ踊りをはじめとして、ユーモアや趣向を凝らした衣装で見る人を楽しませてくれる新しい創作踊りも次々と生み出されています。毎年8月14日~16日の3日間開催されており、14・15日の両日は特に賑わい、フェリーの夜間臨時便が運行されています。
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姫島車えび祭・姫島おさかな祭
5月に開催される姫島おさかな祭と、10月に開催される姫島車えび祭。姫島の海の幸を求めて毎年多くの人が訪れます。お食事会場近くの広場でキツネ踊り・アヤ踊りが披露されるほか、特産品の販売や無料の島内周遊バス・アサギマダラの鑑賞バスの運行も行われます。
おすすめ
姫島村には豊かな自然のほかにも、神秘的な歴史や文化に触れあえる場所がたくさんあります。自転車や電気自動車をレンタルして島のスポットを巡ってみるのもおすすめです。
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おおいた姫島ジオパーク
「火山が生み出した神秘の島」をテーマに日本ジオパークに認定されたおおいた姫島ジオパーク。島内に随所にみられる火山活動の痕跡や、砂州の地形を利用して発達してきた産業、生態系など、コンパクトな島内にたくさんの見どころがあります。神秘さを色濃く残す姫島の歴史や文化、島の人々の暮らしもまた、おおいた姫島ジオパークの魅力です。
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アサギマダラ
渡りをする蝶として全国的にも有名なアサギマダラ。姫島では5月上旬から6月上旬頃にかけて南の地から渡来し、スナビキソウの自生地で休息する姿を見ることができます。また10月中旬頃には、北の地で世代交代をした蝶が南へと向かう途中でフジバカマの蜜をもとめて飛来してきます。アサギマダラの鑑賞シーズンは、無料鑑賞バスを運行しています。
移住の先輩VOICE
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ラムさん(埼玉県から移住)
異国の地で週末農家。村人たちの優しさに恩恵を受けながら、思い描いたスローライフを送る
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追崎さん(千葉県から移住)
大人になって知った、この島の面白さ。ここが自分らしくいれる場所
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天辰さん(福岡県から移住)
憧れの暮らしとは違えども。「ここで何をやりたいか」を突き詰めて、離島で働き、生きていく
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伊井さん(韓国から移住)
地域の方と悩みを共有しながら支え合い生きていく。困難も楽しみに変える前向きな島暮らし
お役立ち情報
のんびり過ごせる/海がきれい/イベントがたくさん(姫島おさかな祭、姫島車えび祭など)/姫島七不思議などたくさんの歴史や文化にふれることができる(千人堂、拍子水など)※他にもまだあります。/拍子水温泉(たくさんの効能あり)/自然の中で楽しめる/姫島ITアイランドセンター コワーキングスペース(リモートワークの拠点やサテライトオフィスとして活用可能)/中学生までの医療費無料